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ラッキーパパ

Author:ラッキーパパ
向日葵のように明るかった妻が突然倒れました。5人の子どもたち(T:18、Y:16、K:13、ラッキー:犬1…全員♂・年齢は当時 2016年より猫1が参加)と共になんとか生きています。詳しくは「はじめに」で。

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幸せを感じる力 【2011-09-02(金) 11:20】
9月。夏休みも終わり、2男と3男は昨日から学校。

2人とも受験生なので、ほとんど遊ぶことなく、ひたすら勉強と家の手伝いの日々だった。

「勉強するヒマがあったら家事をやって」と、受験生に対しても要求するような家なので、なにかとタイヘンだと思う。

だけどそれは今に始まったことではなく、妻がいる頃からそうだった。

「勉強したから偉い」というより、「勉強するのは当たり前」「勉強させてもらえるのはありがたいこと」というスタンスを、夫婦で示してきた。

「君たちが学校行くためには、親だけじゃなく、国も地方自治体もお金を出してる。こういう教育システムがあるのも、前の世代の人たちが一生懸命に働いたおかげ」

「中学までは義務教育だから親の責任として出してやるけど、高校からは本当に勉強したい人だけが行けばいい。中卒で生きていく勇気があるんだったら、それでもいいし。自分で決めろ。どうしても高校とか大学に行きたいというんなら、応援はする」

――そんなことを繰り返し言ってきた。

一応、こうしたらああなる(可能性が高い)というようなことを教えて、あとは自分で選ばせてきた。

もし子どもたちが「勉強しない道」を選んだとしても、それを受け入れる覚悟が必要だった。
もちろんホンネはたくさん勉強してほしいんだけれど・・・

     *

大学生の長男は、まだ夏休み中。

今朝早く、台風の空模様を心配しながら友達と1泊旅行に出かけた。

IT関係に詳しいので、大学のイベントでホームページを作ったりする仕事を担当していて、夏休みの間も、仕事と称していつも東京方面に出かけていた。

その長男が、昨夜ふと、「なんだか幸せだよね」と言った。

「こんな状態で、なんで幸せを感じるのかヘンだけど・・・」と。

長男は、ときどきこんな感じのことを言う。

「ちゃんと親がいて、お金もいっぱいあって、それでも家族がバラバラで、早くこんな家出て行きたいって思ってる人もいるのに」

「そうだね。貧しくて、いろいろつらいことがあっても、それでも幸せを感じられる人もいる。それって、ひとつの才能だと思うよ。幸せを感じる力」

「その才能、大切だよね。なんでオレにはその能力があるんだろ」

「そりゃ、親の育て方のタマモノ・・・っていうか、まあ貧しくても幸せを感じられるように、先手を打っといたから。でも、逆に、人に幸せを感じさせられる能力も身に付けてほしいもんだ」

「はいはい」

今ごろ、強風の中、高速道路を運転してるころだろうか。


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子どもたち | 【2011-09-02(金) 11:20】 | Comments:(3)
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「食べさせる」こと 【2011-09-04(日) 12:23】
台風が去り、風も雨も治まり、まだどことなくアヤシイ雲が広がってはいるけれど、さわやかな1日。

20110904.jpg

妻と久しぶりの散歩。

もう何度、こうして歩いただろう。

ひたすら一方通行の会話だけど、それでも1年半、なんだかいろんなことを話し合ってきたような気もする。

夫と子どもたちを支え、毎日、明るく、元気に家事をこなしていた。

倒れた当初、妻なしではやっていけないと弱音を吐いたけれど、それでも皆に助けられて、なんとかまっとうに暮らしてこれた。

TVドラマで、夫が妻に「誰が食わしてると思ってるんだ」というセリフを言った場面をを見たとき、妻は私に、「あのセリフ、言ってみて」とせがんだことがあった。

それで、一応芝居がかって、

「誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ」と言うと、

「ワタシのおかげ。誰が毎日ご飯作ってると思ってるの」と妻。

応えはだいたい予想できたけど・・・・

「はいはい、仰せの通りでございます」

――それ以降も、妻はこのやりとりが好きみたいで、「あのセリフ言って」と、何度か繰り返された。

妻の料理はいつもおいしくて、仕事で外に出ても、めったに外で食べてくることはなかった。

食事時、お腹がすいて店の前でメニューを見たりすることがあっても、やっぱり家に帰って妻の手料理を食べた。

「食べさせる」ということは、愛情を伝えるのに、とっても有効な方法だと感じる。

妻は、好き嫌いがないように子どもたちに「食べさせて」きたから、いま私が何を作っても、子どもたちは、おいしいといって喜んで食べてくれる。

妻に、ちょっと自慢気に話した。

  「母さんの料理もおいしかったけど、父さんの料理もなかなかだよ。
   チャーハンは、母さんのよりおいしい」って言ってくれるよ。
   あなたは、卵をケチって、あんまり使わなかったけど、
   私は、たくさん入れるからだと思う。
   くやしい? だったら、そろそろ起きて、作っておくれ。

   だけどさ、私は、やっぱりあなたの手料理が食べたい。

   もちろん、子どもたちもほんとはそうに決まってるけどね。

   今日は、風が気持ちいいね。

夫婦の時間/想い出 | 【2011-09-04(日) 12:23】 | Comments:(9)
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マッサージをしながら 【2011-09-18(日) 14:13】
(妻のベッドの横で書いてます)

9月の半ばを過ぎたというのに、30度を軽く越える暑さ。

ちょっと散歩はムリなので、病室のベッドでマッサージ。

元気な頃は、お互い、マッサージをし合って、そういう費用を節約していた。

どちらかというと私がやってもらうことが多かったけれど、妻は私のマッサージをとても喜んでくれた。

「すごくいい感じ。会社がコケても、マッサージ師で食っていけるね」――いつもそんなふうなことを言っていた。

今日は、どんなに一生懸命にやっても、何も言ってくれないけれど、足の裏を強く押したら、顔をしかめて、足を引っ込めようとする。

「痛かったら、痛い!って言ってね」 そう言いながら、私は、痛いツボを、ちょっといじわるして、繰り返し押した。イヤな反応でも、何か反応してくれることが嬉しくて。

妻は、その度に顔をしかめて、体をよじる。

「ごめんごめん、もうやめる。でも、前は、痛いけど気持ちいいって言ってたからさ」

その後は、背中や腕をさすりながら、近況報告。

     *

昨日は、K(3男)の体育祭だった。
スエーデンリレーとかで、400m走ったみたい。
なんとか追い越されずに順位をキープしたって言ってた。
ラッキーを連れて見に行ったけど、やっぱりラッキーのビビリが出てきて、5分もいずに帰ったよ。
2年前は、あなたにラッキーを連れ帰ってもらって、私はビデオを撮影してたよね。

今日はY(2男)の文化祭。
かなり気合の入っていたT(長男)の時とは違って、ぜんぜん力が入っていない感じだから、見に行こうとは思わない。
本人も、来ないでいいよって言ってるからね。
Kと一緒に、受験勉強はようやく本気モードになってるみたい。

Tはまだ大学が夏休み中だけど、仕事という名目でしょっちゅう東京のほうに出て行ってる。
まあ、勉強もそれなりにしてるみたいだし、こないだ送られてきた成績表は、まあまあだった。
スペイン語が面白いみたい。
来週は、私たちの代わりにA(従姉妹)の結婚式に新潟に行く予定だよ。

 ちょっと脚を伸ばしてみよっか。
 苦しい?
 ぐりぐり動かすよ。

ラッキーは、猛暑にも負けずに元気でいるよ。
朝と夜、涼しい時間に散歩してる。
おかげで、私も元気です。
また、ペロの運動会の案内が来たけど、ちょっと迷ってる。
最初の時は、あなたと一緒に参加したの、覚えてるよね。
立派になったラッキーを見て、みんな喜んでくれた。

 腕、上に持ち上げても大丈夫?
 ゆっくり動かすからね。
 もう1年8ヵ月も寝たきりなのに、手も脚も固まらずに普通に動くよ。
 リハビリスタッフのおかげだね。
 あんまりイヤそうな顔をしないでさ、リハビリがんばってね。

仕事のほうは、こんな不景気にも関らず、なんとかやっている。
ゴハンもちゃっと作って食べさせてる。
Yの弁当も作ってるし、Kの体育祭の時は、ちょっと豪華めな弁当を作ってもたせた。
でも、あなたがいたら、もっと色鮮やかな感じの弁当になったんだろうと思うけどね。
今朝は私がさぼったので、Tがキャベツとポテトと肉の炒め物を作ってくれた。

あとどこかさすって欲しいとこ、ない?

このめちゃくちゃな暑さも、もうそろそろ終わりだと思う。

涼しくなったら、また散歩しようね。

ほんとは一緒にあっちこっち旅行とか行きたかったけど、でも、それはちゃんと目が覚めてからだね。

だってせっかく行っても、夢のような感じだったら、もったいないし。

でも、もう夢であっちこっち行ってるのかもね。

そん時は、私も連れてってね。


夫婦の時間/想い出 | 【2011-09-18(日) 14:13】 | Comments:(4)
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冷え取りのアイロンがけ 【2011-09-24(土) 23:38】
3連休のまん中。猛威をふるった台風も過ぎて、秋晴れのさわやかな1日。

長男は従姉妹(私から見れば姪。妻の弟さんの娘)の結婚式に私の代理で参加し、そのまま2泊中。

2男は友達の家で昨日からお泊り勉強?(本人の申告なので実態は不明)。

3男は、家でラッキーをかまいながら塾の宿題(これも本人の申告なので実態は???)

     *

昼過ぎ、病院に着いてすぐに散歩に連れ出した。

のどかに広がる田園風景。

鳥たちのさえずりの声。

路傍でまどろむ、ちょっと太り気味の猫。

「も少し運動したほうがいいよ」と話しかけたら、「よけいなお世話」というように顔をそむけた。

     *

「ところで、あなたはずっと寝たきりなのに、あんまり痩せないね」散歩しながら話した。
「車イスに乗っけるときだって、一苦労だよ」

(だって毎日運動して鍛えてるから)――そんなふうに言っているような気が・・・

「運動っていったって、簡単なリハビリでしょ」

(ただ、立ったり座ったりするだけで、ものすごく疲れるんだから)

たしかに。
私も去年胆石で入院したときは、寝てるだけでも疲れたし、8kgも痩せた。

(胆石といっしょにメタボも治ったのね)

「おかげさまで。ずっと前、すごくお腹が苦しくなったことがあったでしょ。脂汗がびっしょり出てさ。あれ、いま思えば胆石(胆嚢炎)だったんだね」

(覚えてる。冷えだと思ってた)

「そうそう、あのとき、体温を測ったら36度なかったこともあって、あなたは『これは冷えよ』と言って、私をドライヤーで暖めてくれた。
そしたら少しずつ苦しさが和らいで、15分もしたら、ほとんど治ったんだよね。
きっとたまたま石が外れたんだと思うけど、でも、あんまりタイミングがピッタリだったから、あなたは勝ち誇ったように、『だからカラダ冷やしたらダメだって言ってるでしょ』って言ってた」

(でも、冷えはほんとにダメなんだから)

はいはい。

     *

「ほとんどの病気は冷えから来る」――そんな考え方を深く信じていた妻は、私の体調が悪いときは、よくドライヤーで暖めてくれた。

それでもなかなか冷えが取れないときは、なんとアイロンをかけられたことさえある。

背中にバスタオルをかけて、その上からまるでYシャツのシワを伸ばすように、器用にアイロンをかけた。

さすがに怖かったけど、そういうことについて、私には拒否権がなかったから、ひたすら試練が過ぎ去るのをまっていた。

あんなに家族の健康を気遣っていたのに、自分が倒れてしまうなんて・・・。

ちなみに、その最初の激痛のほぼ1年後ぐらいに、また同じ症状が出たことがあった。

そのときは、いくらカラダを暖めても痛みが消えなかったため、妻の運転で病院に行った。

結局、レントゲンをとったりいろいろしているうちに治ってしまった。

やっぱり、胆管につまっていた石が自然に外れたんだろうと思う。

そのとき医師は、レントゲン写真を見てお腹のあたりに白く広がっている○○○を指し示しながら、おそらく便秘でしょう、と言った。なんて、やぶ医者!

だけど、それを聞いて妻は安心して、喜んで便秘薬を買っていたけど、よく考えてみると、あれほどの激痛を伴う便秘って、かえって怖い気がするんだけど。

そして、3度目の発作が、去年の4月。妻が倒れて2ヶ月半が経った頃のことだった。

そのときは、やっぱり気が遠くなるほどの苦しみで全身汗びっしょりになったけれど、子どもたちが3人がかりでドライヤーをかけたり、体をさすったりしているうちに、2時間ぐらいで治まってしまった。

母親の次に、父親までも――子どもたちの胸には、そんな不安がよぎったはず。

私は、疲れやストレスから、また1年ぶりくらいにあの症状が出たんだろうと思ってほっておいいたけれど、その1ヵ月後にまた再発。さらにその1週間後に、また激痛。

しかも、回復までの時間が、3時間から4時間と、ずっと長くなるようになっていた。

さすがに、病院に行って診てもらったら、ようやく「胆石」という、苦しみの正体が分かったのだった。

このあたりの事情については、去年の4月~5月の下記の記事にも書いています。

【2010-04-02(金) 23:54】ちょっと疲れ気味・・・ 

【2010-05-18(火) 22:56】「氷の塊」の正体 

【2010-05-21~05.30】夫婦で入院

夫婦の時間/想い出 | 【2011-09-24(土) 23:38】 | Comments:(6)
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