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ラッキーパパ

Author:ラッキーパパ
向日葵のように明るかった妻が突然倒れました。5人の子どもたち(T:18、Y:16、K:13、ラッキー:犬1…全員♂・年齢は当時 2016年より猫1が参加)と共になんとか生きています。詳しくは「はじめに」で。

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誰が一番、心配? 【2011-10-01(土) 20:37】
いつのまに暑かった夏も終わり、今日から10月。

散歩には、とてもいい感じの気候。

お気に入りのピンクのパジャマとピンクのタオルケットで病院の周りを散歩。

20111001a.jpg


子どもたちの様子や、近所のスーパーの野菜や肉の値段、仕事の動向、政治経済国際情勢・・・などなど、いつものようになんでもかんでも話をしていると、2男(Y)から電話。

「どした? いま母さんと散歩中してる。」

「今日の夜ごはんは何?」

「お前な、母親のことより、気になるのは食いもんかい!?」

「母さんのことは、今日は父さんに任せてるから」

「なんだよ、それ」

どうやら、冷蔵庫に入っている「行列のできる生ラーメン」が気になって仕方がないらしい。

     *

「今の電話、Yからだよ」と、妻に話しかけた。

「18になっても、母親が倒れても、なんにも変わらない。相変わらず遥か上空を飛んでるような感じだし。でも、あれで成績はそれなりにいいから、驚きだよね」

妻は、何か言いたそうに口をもごもご動かしたように見えたけれど、それは、いつもする動きだから、なんともいえない。

「何か言いたいの?」

「Yのことが、心配?」

「それとも、K?」

「誰が一番、心配?」

(パパ)――きっと、そう言うだろうなって、思った。

20111001b.jpg



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夫婦の時間/想い出 | 【2011-10-01(土) 20:37】 | Comments:(2)
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光速を超えて届くモノ 【2011-10-06(木) 13:04】
ちょっと前、素粒子のニュートリノの速度が光より速かったという実験結果がニュースになった。

もしそれが事実なら、天動説が地動説に転換したぐらいの大発見になる可能性が高い。

こういう話、もともと私が大好きだったから、子どもたちが小さいころから科学雑誌を読ませたりして、いつもギロンしてきた。

科学的な真理がどうかということは、ちょっと置いておいて、「物」や「事実」の見え方は、見る位置や時間によって変わってくるんだよ、ということを伝えたかった。

ニュートリノは、そのほとんどが地球を素通りしてしまう。
だからもしニュートリノのカラダをもった人がいたら、君たちどころか、地球だって存在しないように見えるはず――今回はそんな話で盛り上がった。

     *

2男のYが小4のころ。
理科のテストに次のような問題があった。

 Q)星座は時間がたつと位置は変わるが星の並び方は変わらない(○か×か)

Yの答えは○。それで採点は正解。
ほかの問題もすべて正解で、見事100点!
Yも成長したもんだ――と思った。

でも、ちょっと待てよ。
時間が経っても星の並び方が変わらないというのはオカシイんじゃない?

星座を構成する星は、それぞれ地球からの距離が全く違うし、それぞれ独自に運動を続けている。
さらに宇宙全体が膨張し、星々はそれぞれ遠ざかっている。
当然、何万年という長い時間がたてば、星座の形は変わっていく。

もっと厳密にいえば、1秒後でも、あるいは見る位置が1センチ横にズレただけでも、計測できないだけで、星座の形は完全に同じではないはず。

――と、そんなことを言って、100点のテストにケチを付けたら、Yは「パパのいうことも分かるけど、今の学校では、これでいいの!」と言った。

もし、この問題で×と解答したら、テスト的には間違いになるんだろうなあ。

常識からかけ離れた視点だけど、でもこんな些細な違いでも、それを無視していたら、相対性理論も量子論も出てこなかったに違いない。

社会に適応する知識を教えるべきか、あるいは真理を追究することを教えるべきか、どっちも大切だとは思うけど、どちらが楽しいかといえば、やっぱり後者のほう。

前者は学校に任せて、私はいつも後者的発想を子供たちにぶつけてきた。

「1+1は2にならないことのほうが多いよ」とかね。

そんなことを言ってたら子供たちが混乱してしまうよ…と、妻はいつも苦笑しながら父子の会話を見ていた。

たしかにそんなシンパイもないわけではないけれど、思考パターンが固まっていくのを見ていると、どうしても壊してやりたくて仕方がない。

そういえばYは、11-1が10になるのは分かるけど、2-1=1というのが、なかなか理解できなかった。

「2には1がないから引けないよ」と言ってた。

なるほど、たしかにそうだよな。なんで2から1が引けるんだろ――とヘンにナットクしてしまう私に、妻は「ちゃんと教えてね!」と、マジメな顔で太いクギを刺したっけ。

そんな妻のおかげで、空想科学少年だった2男も、父の混乱教育の波をうまく乗り切ってリッパに育ちました。

ただ、ビミョーに(いやかなり)フシギなところがいまだ残ってはいるけれど。

雑想 | 【2011-10-06(木) 13:04】 | Comments:(2)
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ハングリーであれ、愚かであれ 【2011-10-08(土) 11:44】
「スティーブ・ジョブズが死んだね」

長男(T)が言った。

その昔、小学生の頃からパソコン自作が趣味だったTの目標はビル・ゲイツ。

だけど、予備校入学お祝い(?)に買ったMACを使うようになってからは、そのターゲットはスティーブに変わったらしい。

「なんでスティーブはあんなすごいことやれたと思う?」

私の質問にTは答えた。

「どっか、壊れたところがあったから」

「まあ、それもあるかもしれないけど、だけど壊れた人のほとんどは、そのまま沈んでいくだろうから、壊れた人がみんなすごいことがやれると思うのは大間違い・・・」

――このあと、なんだかんだとギロンが続いたけれど、長くなるので省略。

「どうしたら、スティーブを越えられるかなあ」とT。

「彼は、”ハングリーであれ、愚かであれ”って言ってるね。それから、”明日死ぬかもしれないということを意識しながら、今日を生きろ”というようなことも。そうすれば、何が大切か、何を優先すべきかが分かるって」

「たしかに」

「だけど、それだと、彼のようにはなれるかもしれないけれど、彼を越えられるかどうかは、分からないね。それと”愚かであれ”を、どう解釈するかも、難しい」

「まあ、オレはオレのやり方を見つけるよ」

スティーブが創業したアップル社のWEBサイトには、どこか、求道者、哲学者のような風貌の彼の肖像が掲げられている。

ところで妻は、Tがどんな大人になっていくのか、とても楽しみにしていた。

大学1年。週2回ほど、スーツを着て塾講師のアルバイトをしている。

今日はTのスーツ姿の写真、もう一度妻に見せてあげよう。

雑想 | 【2011-10-08(土) 11:44】 | Comments:(0)
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最上階のテラスで 【2011-10-10(月) 11:46】
昨日は3連休の中日。とても良い天気だった。

妻が元気なら、きっと車でどこかに行っていたはずの1日。

絶好の行楽日和。車で病院に向かう途中も、家族連れのワゴン車がたくさん走っていた。

私は、この日も妻とお散歩デート?

いつものコースを歩いた後、最上階に広いテラスがあるということを聞いたので行ったみた。

「へえ、こんないい所があったんだね。ほら、サルビアが咲いている」

晴れて穏やかな日だったけれど、もう夕方近くだったせいか、他に誰もいなかった。

IMAG0174.jpg

花の名前、私はサルビアぐらいしか分からなかったけれど、植物に詳しい妻なら、きっと全部分かっただろうと思った。

この病院には、もうひとつベランダがあって、そちらもキレイに手入れされている。

  → 「ベランダでリハビリ」2010年5月2日のブログ

専門の業者が入っているのだろうか。あるいは病院のスタッフでこういうのが好きな人が手入れをしているのかもしれない。

これから寒くなって、外の散歩が難しいときでも、ここなら気軽に来れそうです。

安定期/リハビリ | 【2011-10-10(月) 11:46】 | Comments:(6)
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階段の壁の写真ギャラリー 【2011-10-15(土) 21:21】
ここは妻が入院している病院の階段。

201110-15a.jpg

壁には、お祭りや誕生会、クリスマスなど、病院内で開催されるイベントのようすなど、いろんな写真がキレイに額に入れて飾ってある。

いままで素通りしていたけれど、意識して探してみたら、妻が映っている写真もあった。

ベッドの周りには、私と、いつもお世話になっている看護師さんたち。

そういえば専属のカメラマンがいて、ときどき撮影してくれていたっけ。

201110-15b.jpg

妻が倒れて1年9ヵ月。

彼女の時間はずっと止まったままのようにも思っていたけれど、こうして見てみると、ちゃんと歴史があったんだって感じた。






夫婦の時間/想い出 | 【2011-10-15(土) 21:21】 | Comments:(5)
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今度はアートギャラリー 【2011-10-17(月) 17:50】
10月も半ば過ぎというのに、とても暖かな1日。

たまたま授業のない長男が自宅にいるので、ラッキーの世話をまかせて、久し振りに平日に妻に会いに行ってきた。

リハビリと入浴があるということなので、その時間ギリギリまで外を散歩。

土日と違ってスタッフの人数も多く、なんとなくいつもより活気があるように感じた。

     *

ところで、先回の写真ギャラリーに続いて、今回はアート(美術)ギャラリーの紹介。

リハビリの一環として患者さんが描いたものを、ちゃんと額に入れて廊下のあちこちに飾ってある。

20111017.jpg

妻はこうした作業ができないので、まだ作品はないけれど、いつか何か描けるようになってくれたら、と思いました。




夫婦の時間/想い出 | 【2011-10-17(月) 17:50】 | Comments:(2)
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何かが伝わっているような気が・・・ 【2011-10-22(土) 23:58】
ちょっと雨模様だったのと、ちょっと微熱がある感じだったから、今日は散歩はせずに、ベッドの上でマッサージ。

腕や脚を伸ばしたり、筋肉を揉んでほぐしたり…元気な頃からもいつもやっていたことだ。

足の裏を強く押すと、体を縮めて顔をしかめる。きっと痛いんだと思う。

その痛みのせいか、目を開いてくれた。

     *

あれ、起きたね。痛かった?

今日T(長男)は、大学のイベントの打ち合わせに出かけた。

楽しいみたいだよ、大学。

あと3ヶ月もしないうちに、あいつも20歳になる。

なんだかフシギだね。

それなのに、今朝方、「寒い」って言って私の布団に入ってきて、そのまま一緒に寝るんだよ。

ああいう人懐っこい性格だから、大学でも友達たくさんいるみたいだ。

Y(2男)は、相変わらず。考え方は一番しっかりしてるんだけど、なぜか一番頼りない。だけど、一番安心できる。

ラッキーが自分のイスに乗ってると、どかすことができないで、自分が他の所に座ったりする。

ちょっと優し過ぎるっていういうか、ヘンなヤツだよね。でも、空手は黒帯レベルだよ。

K(3男)は、中間テストが終わったばかりで、今日はノンビリしてる。

ようやくホンキで勉強を始めたみたいだけど、ちょっと遅過ぎるよね。

まあでも、あいつは打たれ強いし、なんだかんだと切り抜けて行く強さがある感じ。

上2人にはさまれ、もまれながら、生き延びてきたせいかもしれない。

そういえば、もうすぐ結婚記念日だね。

なんかお祝い、しようか・・・

     *

今日は、ずっと目を開いて、話を聞いてくれた。

どうしても、どうしても、何かが伝わっているような気がして、しかたがない。


夫婦の時間/想い出 | 【2011-10-22(土) 23:58】 | Comments:(3)
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誰が1番、好き?(その1) 【2011-10-25(火) 09:30】
先回の記事のコメントで、らなさんから子育て話のリクエストがあったので、調子にのって少し書いてみます。

「良い子に育てる秘訣」はサッパリわからないけれど、「楽しい子育て」みたいな話なら、なんとなくわかるので。

     *

子どもたち3人が小さい頃、よく「パパは誰が1番好き?」と聞いてきた。

こんなとき、「みんな同じくらい好きだよ」というのが、模範解答なのかもしれない。

だけど、期待満々の小さな目を見ていると、ついつい遊んでみたくなってしまう。

「そうだなあ、それはヒミツ・・・」と、私はいつもちょっと思わせぶりに答えていた。

「きっと、ボクのことが一番好きだよね」「いやボクだよね」と、それぞれが主張し合う。

「じゃあ、こっそり教えてあげようか・・・1人ずつおいで」

こういうときは決まって最初に来るのは長男のT。

心配そうに見守る弟たちの視線を受けながら、そっとTに耳打ちする。

「じつはね、パパはTのことが1番好きなんだよ。ゼッタイヒミツだからね」

当然、Tはウキウキ顔で他の2人の所に帰って行く。

「パパなんて言ってた?」と弟たち。

「ヒミツだもん」

その得意げなTの顔を見て、今度はY(2男)が来る。

「パパが1番好きなのはYだってこと、知ってるでしょ。でもパパとYのヒミツだから誰にも言っちゃダメだよ」

当然、Yはニコニコ顔で2人の所に帰って行く。

ちょっと怪訝そうなTの顔。

最後にK(3男)。

「あのね、パパはKが1番好きに決まってるでしょ。でも、お兄ちゃんたちに言ったらダメだよ。パパとKだけのヒミツだから」

大喜びするKのようすを見てTが「パパはボクのことが1番好きって言ってたでしょ?」と弟たちに聞く。

「ちがうよ、ボクのことが1番だって言ってた」

3人とも自分が一番だということを主張し合って、ちょっとアヤシイ雲行き。

「じゃ、もう一回聞いてみる」とTが来る。

「パパはさっきボクのことが1番好きって言ったよね」

「言った」

「でも、YもKも、自分が1番って言われたって言ってたよ」

弟たちの耳はダンボになってこっちに向けられている・・・。

妻は、「また始まった」みたいなあきれ顔・・・。

        <つづく> 長くなったので、また次回。



子どもたち | 【2011-10-25(火) 09:30】 | Comments:(2)
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誰が1番、好き?(その2) 【2011-10-27(木) 20:29】
(先回の続きです)

「パパは誰が1番好き?」

ーーそう聞いてくる子どもたちに対して、「もちろん君が1番好きだよ」とみんなに答えていた。

子どもたちは、「みんなが1番なんておかしい。ほんとは誰が好きなの?」と言ってまた聞いてくる。

そのたびに、「もちろんTだよ」「Yに決まってる」「あのねほんとはKだよ」と同じ答え。

子どもたちも、ゲームみたいになって何度も何度も入れ替わり立ち替わり聞いてくる。

何度きても答えは同じ。

子どもたちがいいかげん飽きるまで、そんなことが延々と繰り返される。

それで彼らが納得したかどうかは別として、とりあえず「君が1番好きだよ」と何度も言ってもらえることは嬉しかったみたいで、年に何回かはそういうセレモニーが繰り返された。

いま思えば、親の立場からすると、本当に「みんな1番好きだよ」という思いを伝えたかったのと、「人の心はなかなか割り切れないものだよ」ということ、それと、そういうことを人と比べることのナンセンスさも感じてほしかったような気がする。

ときどき、その輪のなかに妻が入って、「じゃ、私は何番目なの?」と聞いてくることもあった。

「そりゃ、あなたが1番に決まってる。子どもたちにはナイショだけど」と、子どもたちに聞こえるように。


子どもたち | 【2011-10-27(木) 20:29】 | Comments:(0)
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出会いの記念日 【2011-10-29(土) 12:55】
とってもいい天気の1日。

絶好のお散歩日和だけど、なんだか少し湿疹が出ているらしく、外に連れ出すことができなかった。

ちょっと残念。

     *

今日は妻と私が初めて出会った日。

私たちは、普通ではありえないような、特別で不思議な出会い方をした。

とにかくそれまで別々の時間を生きて、全く知らない者同士だった2人が合流した記念すべき1日。

実際に家庭をもったのは、それから約2年半後だけど、私も妻も初めから「結婚するならこの人しかいない」と、はっきりと意識し合っていた。

心も体もお金も時間も子どもも未来も、すべてを共有し合う関係。

相手のものは自分のもの、自分のものは相手のもの――夫婦とはそういうものだと、お互いが感じ、それを受け入れ、いっしょに暮らしてきた。

いま妻は、現代医学に支えられ、医療制度の枠組みのなかで、とても不思議な状況にはなっているけれど、本質的な夫婦関係は、ずっと変らないんだなって、感じている。

今日は、たくさん思い出話をしました。

(妻のベッドの横で)

夫婦の時間/想い出 | 【2011-10-29(土) 12:55】 | Comments:(4)
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