プロフィール

ラッキーパパ

Author:ラッキーパパ
向日葵のように明るかった妻が突然倒れました。5人の子どもたち(T:18、Y:16、K:13、ラッキー:犬1…全員♂・年齢は当時 2016年より猫1が参加)と共になんとか生きています。詳しくは「はじめに」で。

記事テーマ
1ヵ月丸ごと表示(古い順)
メールお待ちしてます

名前:
メール:
件名:
本文:

味覚の記憶 【2012-06-23(土) 17:50】
病室に着いたら、妻はちょうど水を飲み終わって、これから昼食という時間だった。

水を飲むといっても、お腹につながっているチューブを通して直接胃に流し込むだけ。

昼食も、同じように液状の完全栄養食をただ流し込むだけ。

美味しいものが大好きな人だったから、あまりに味気ない食事は、ほんとにかわいそう。

「○○で食べたパスタ」とか、「○○の時の煮物」とか「○○店のスープ」とか、美味しいものに対する記憶力は驚くほど高かった。

その中でも、とくに何度も繰り返し言っていたのは、私の実家(山形)で正月に食べたお雑煮と、そして熱海のTさんが作る多国籍料理のこと。

妻も何度か、その料理にチャレンジしたけれど、なんとかく、あるいはぜんぜん違う料理になって、いつも悔しがっていた。

「どう?」と聞く妻に、「おいしいよ。でも、ちょっと違うね」ーー私の応えはいつも同じだった。

「父さんは、その”でも”がよけいなんだよ」と、後で長男にたしなめられた。

T夫妻は、妻が倒れたときも、すぐに駆けつけて、子どもたちのために台所に立ってくれた。

大手術直後、妻がまだ昏睡状態だというのに、家族みんなでごちそうを囲んだっけ。→【2010-01-21(木) 23:15】の日記

その後も、食材と食器まで持参で、何度か思い出の料理を作ってくれた。

そんなおかげで、結構舌が肥えているはずの子どもたちだけど、いま私が作る料理(のようなもの)を、それなりに喜んで食べてくれている。

さすがにもう2年半。少しは料理の腕も上がった(ような気がする)し、メニューも増えたと思う。
買い物も上手になった。

だけどやっぱり妻の手料理には、ぜんぜんかなわない。

主婦は偉大だと、つくづく思わされる日々です。

「じゃ、そろそろ帰るよ。これからロヂャースで買い物。いつもカートを押してあなたのお供をしたよね。今日はブランチで昼はナシだったから、子どもたち、腹をすかして待ってると思う。バイバイ。また来る」

夫婦の時間/想い出 | 【2012-06-23(土) 17:50】 | Comments:(4)
闘病ブログ村ランキング  人気ブログ・ランキング

最近の記事+コメント
全ての記事(新しい順)
訪問者数(2010年1月~)
闘病ブログ村ランキング

人気ブログ・ランキング

順位が上がるとヤル気が出ます!
    
お気に入りリンク集
応援サイト
shirayukihimepj.png
RSSリンクの表示