痛みへの反応 【2010-01-28(木) 22:59】
妻が倒れてから14日目。
もう2週間が経過した。
仕事の合間を縫って、母を連れて病院に行ったのは夕方のわずかな時間。
まだ何も反応してはくれないけれど、それでも暖かな手に触れ、穏やかな寝息を聞くだけで、勇気や希望がわいてくる。
病室にいると、担当医が来て、次のような状況を説明してくれた。
・全体的に落ち着いてきている。
・開きっぱなしだった瞳孔が少しずつ小さくなってきている。
「それは良いことなのでしょうか?」と聞いたら、
「ええ、良い兆候です」という答え。
そして、「ちょっとごめんね、痛いことするよ」と妻に声をかけ、ドクターは妻の指先を軽くつねった。
すると、痛そうに身をよじる。
痛みはちゃんと感じているということを、ドクターは、わざわざ私たちに教えてくれたんだと思う。
妻にとっては苦痛以外のなにものでもないだろうけれど、私たちには、とても嬉しい心遣いだった。
痛みに身をよじる妻を見て親子で喜ぶなんて、もし彼女に意識があったら、きっと怒っているんだろうなあ・・・。
もう2週間が経過した。
仕事の合間を縫って、母を連れて病院に行ったのは夕方のわずかな時間。
まだ何も反応してはくれないけれど、それでも暖かな手に触れ、穏やかな寝息を聞くだけで、勇気や希望がわいてくる。
病室にいると、担当医が来て、次のような状況を説明してくれた。
・全体的に落ち着いてきている。
・開きっぱなしだった瞳孔が少しずつ小さくなってきている。
「それは良いことなのでしょうか?」と聞いたら、
「ええ、良い兆候です」という答え。
そして、「ちょっとごめんね、痛いことするよ」と妻に声をかけ、ドクターは妻の指先を軽くつねった。
すると、痛そうに身をよじる。
痛みはちゃんと感じているということを、ドクターは、わざわざ私たちに教えてくれたんだと思う。
妻にとっては苦痛以外のなにものでもないだろうけれど、私たちには、とても嬉しい心遣いだった。
痛みに身をよじる妻を見て親子で喜ぶなんて、もし彼女に意識があったら、きっと怒っているんだろうなあ・・・。
発病~急性期
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【2010-01-28(木) 22:59】
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