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子どもの自慢話はネズミも食わない? 【2010-10-31(日) 20:01】
日曜日。
妻に会いに行きたかったけれど、ここ数日の急激な気温の変化にやられたのか、どうも風邪気味で少し熱っぽい感じ。
無抵抗な妻に風邪をうつしたりしたらかわいそうだし、諦めた。
*
妻は、3人の息子たちを心から愛した。
3人とも、自慢の息子だった。
学校の成績は・・・とりあえず・・・まあ置いといて、なによりも、明るく、前向きで、素直で、優しく、親を慕い、大人を尊敬し、世界を肯定的に受け止めている――3人とも、そんな良いところをもって育ってきている。
妻が倒れてからのこの期間、それで私もずいぶんと助けられた。
子どもの頃の私は、父親に反抗してばかりのヒネクレ者だったので、とても自分の子とは思えない。
良いところは、全部、妻から相続した宝ものに違いない。
妻は、この子たちを生んだこと、その母親になれたことを、奇跡的なほどに喜んでいた。
だけど、いや、だからこそ、夫婦でいつも気をつけていたのが、人との会話の中で、決して子どもの自慢をしないようにということ。
明るくて根のない自慢話や笑える親バカは、それなりに愛嬌があって面白い時もあるけれど、それを聞く人によっては、自分の子どもと比較されているようで、いやな気持ちになるかもしれない。
とくに子どもの学業成績やスポーツでの活躍等に絡んだ自慢話は、どんなに控えめ、謙遜をよそおって話したつもりでも、その「ジマンコキタイ」という動機が見え隠れして、どうしてもいやらしくなってしまいがちだ。
そうしたイヤラシイ子どもの自慢話は、「イヌも食わぬ」どころか、何でも食べそうなネズミだって食わないんじゃないか、と思う。
それで、同級生の親御さんはもちろん、友人や知人、親族にも、子どもの自慢はしないようにと夫婦で決めていた。
*
その反面、どんなに子どものことを自慢しても問題ない・・・どころか、むしろ思いっ切り膨らませて自慢したほうが良い相手がいる。
それはほかでもない、おじいちゃん、おばあちゃん。
妻は、子どもたちが良い成績をとってきたりすると、すぐに電話をして、「○○はスゴイよ! 天才かも!」「おじいちゃんの血を受け継いでいるからだね!」「さすが、おばあちゃんの孫! 将来楽しみ。長生きしないとね!」と、いつもいつも、最大限の自慢をしていた。
電話なのに、踊りながら、身振り手振りを交えて話すから、面白かった。
おまけに、私の母が相手だと、子どもの自慢をしたついでに、「お母さん、私の夫が天才だから、その子どもたちも天才ばかり」と、ホンキで言っている。
電話の向こうではきっと祖父母たちが大喜びしているであろうことは、ビンビン伝わってくる。
*
ところで、いま思えば、妻は私との約束を破って、祖父母以外の人にも、結構子どもたちの自慢話をしていたような気がする。
その人は、親戚でさえなく、子どももいない。
だけど、子どもたちの良いところを、ごく自然に、何の気兼ねもなく率直に話せてしまう。
よくよく考えると、一緒に住んではいないというだけで、ほとんど家族のようなお付き合いをしていた人たちだ。
子どもたちを、わが子のように思い、褒めて、叱って、遊んで、ケンカして、悩みを聞いて、道を説き、食べさせてくれる。
妻には、そういう人が何人かいて、いつもいつも長電話したり、行ったり来たりしていた。
そして1時間も2時間も、延々と子どもたちの話をしていた。
(まあ、ほんとは、ウンザリされていたのかもしれないけれど・・・。もしそうならゴメンナサイです)
妻に会いに行きたかったけれど、ここ数日の急激な気温の変化にやられたのか、どうも風邪気味で少し熱っぽい感じ。
無抵抗な妻に風邪をうつしたりしたらかわいそうだし、諦めた。
*
妻は、3人の息子たちを心から愛した。
3人とも、自慢の息子だった。
学校の成績は・・・とりあえず・・・まあ置いといて、なによりも、明るく、前向きで、素直で、優しく、親を慕い、大人を尊敬し、世界を肯定的に受け止めている――3人とも、そんな良いところをもって育ってきている。
妻が倒れてからのこの期間、それで私もずいぶんと助けられた。
子どもの頃の私は、父親に反抗してばかりのヒネクレ者だったので、とても自分の子とは思えない。
良いところは、全部、妻から相続した宝ものに違いない。
妻は、この子たちを生んだこと、その母親になれたことを、奇跡的なほどに喜んでいた。
だけど、いや、だからこそ、夫婦でいつも気をつけていたのが、人との会話の中で、決して子どもの自慢をしないようにということ。
明るくて根のない自慢話や笑える親バカは、それなりに愛嬌があって面白い時もあるけれど、それを聞く人によっては、自分の子どもと比較されているようで、いやな気持ちになるかもしれない。
とくに子どもの学業成績やスポーツでの活躍等に絡んだ自慢話は、どんなに控えめ、謙遜をよそおって話したつもりでも、その「ジマンコキタイ」という動機が見え隠れして、どうしてもいやらしくなってしまいがちだ。
そうしたイヤラシイ子どもの自慢話は、「イヌも食わぬ」どころか、何でも食べそうなネズミだって食わないんじゃないか、と思う。
それで、同級生の親御さんはもちろん、友人や知人、親族にも、子どもの自慢はしないようにと夫婦で決めていた。
*
その反面、どんなに子どものことを自慢しても問題ない・・・どころか、むしろ思いっ切り膨らませて自慢したほうが良い相手がいる。
それはほかでもない、おじいちゃん、おばあちゃん。
妻は、子どもたちが良い成績をとってきたりすると、すぐに電話をして、「○○はスゴイよ! 天才かも!」「おじいちゃんの血を受け継いでいるからだね!」「さすが、おばあちゃんの孫! 将来楽しみ。長生きしないとね!」と、いつもいつも、最大限の自慢をしていた。
電話なのに、踊りながら、身振り手振りを交えて話すから、面白かった。
おまけに、私の母が相手だと、子どもの自慢をしたついでに、「お母さん、私の夫が天才だから、その子どもたちも天才ばかり」と、ホンキで言っている。
電話の向こうではきっと祖父母たちが大喜びしているであろうことは、ビンビン伝わってくる。
*
ところで、いま思えば、妻は私との約束を破って、祖父母以外の人にも、結構子どもたちの自慢話をしていたような気がする。
その人は、親戚でさえなく、子どももいない。
だけど、子どもたちの良いところを、ごく自然に、何の気兼ねもなく率直に話せてしまう。
よくよく考えると、一緒に住んではいないというだけで、ほとんど家族のようなお付き合いをしていた人たちだ。
子どもたちを、わが子のように思い、褒めて、叱って、遊んで、ケンカして、悩みを聞いて、道を説き、食べさせてくれる。
妻には、そういう人が何人かいて、いつもいつも長電話したり、行ったり来たりしていた。
そして1時間も2時間も、延々と子どもたちの話をしていた。
(まあ、ほんとは、ウンザリされていたのかもしれないけれど・・・。もしそうならゴメンナサイです)
夫婦の時間/想い出
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【2010-10-31(日) 20:01】
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Comments:(4)
おはようございます。
大阪は朝から冷たい雨が降っています。
ラッキーパパ風邪は大丈夫ですか??
お大事にしてくださいね☆
らなさんのブログにお邪魔しました。
とても 素敵なブログですね(*^_^*)
これからもお邪魔させてもらいますね☆
有難うございました。
大阪は朝から冷たい雨が降っています。
ラッキーパパ風邪は大丈夫ですか??
お大事にしてくださいね☆
らなさんのブログにお邪魔しました。
とても 素敵なブログですね(*^_^*)
これからもお邪魔させてもらいますね☆
有難うございました。
2010-11-01 月 08:23:02 |
URL |
ゆう #- [ 編集]
せっかく良い天気なのに、風邪で寝込んでます。
熱は大したことないけれど、咳がひどい。
家事は子どもたちに任せて、ボーっとしてます。
ラッキーの散歩も長男から禁止されてるし・・・。
熱は大したことないけれど、咳がひどい。
家事は子どもたちに任せて、ボーっとしてます。
ラッキーの散歩も長男から禁止されてるし・・・。
季節の変わり目 お疲れがでるころなので ぐっすり眠って ご自分の御体を休めてあげてくださいね。
ゆうさん!早速コメントをくださって とっても嬉しかったです♪私もラッキーパパさんのブログのゆうさんのコメントを拝読させていただいて 心豊かな素敵な方なのでお話をしたいと思っていました。
どうも ありがとうございましたm(__)m
ゆうさん!早速コメントをくださって とっても嬉しかったです♪私もラッキーパパさんのブログのゆうさんのコメントを拝読させていただいて 心豊かな素敵な方なのでお話をしたいと思っていました。
どうも ありがとうございましたm(__)m
2010-11-01 月 20:42:47 |
URL |
らな #- [ 編集]
>> らなさん
ぐっすり寝ようと思っても、ついつい起き出していろいろやってしまいました。(ラッキーの散歩も)
でも、おかげさまで、ずいぶんよくなりました。
>> ゆうさん
らなさんのブログには、私もいつも元気付けられています。
あの独特の話し言葉のような文章、大ファンです。
ぐっすり寝ようと思っても、ついつい起き出していろいろやってしまいました。(ラッキーの散歩も)
でも、おかげさまで、ずいぶんよくなりました。
>> ゆうさん
らなさんのブログには、私もいつも元気付けられています。
あの独特の話し言葉のような文章、大ファンです。