向日葵日記　　最愛の妻が脳出血で意識不明に

暖かな１日。

そろそろ妻の所に行こうと思って準備をしていたら、１通のメールが届いた。

数年前に得度して仏門に入られた尼僧のＪ師からで、写真が添付されていた。



午前中に、妻に会いに来られたということだった。

Ｊ師は、まだ出家される前に、自叙伝やビデオの制作など、私が仕事で関らせていただいた方。

その書きかけの原稿を読んだ妻は、すっかり大ファンになってしまい、会いたい会いたいと言っていた。

大きな桃をいただいたお礼にと、電話で１度話したことがあったけれど、その半年後に、妻は倒れたのだった。

（桃のお礼に送った写真）


じつは昨日、久しぶりにお会いして仕事の打ち合わせをしたとき、Ｊ師は「近いうちに奥さんに会いに行きたい」とおっしゃっていた。

まさか、それが今日とは思っていなかったので、私は驚いたけれど、妻はきっととっても喜んだだろうと思う。

「涙を流していましたよ」とＪ師はおっしゃっていた。

　　　　　*

私が病院に着いたのは午後。

陽は傾いていたけれど、まだまだ暖かかったので、少し遠出してちょっと長めの散歩。



Ｊ師のことや、今後の仕事の行方など、いろんなことを話した。

妻は、なんとなく、いつもと違う感じだった。

表情がしっかりしているというか、話が通じている感じというか・・・

やっぱり、「良い事」があったからだろうか・・・



沿道の花がとってもいい匂いだった。

パパさんの感じられた　
”いつもと違う感じ ”が続くといいですね。
仏さまのことやＪさんのことはよくわかりませんが、
きっとママさんに何かが伝わったんでしょうね。

素敵な散歩道、うらやましい限りです。

私も主人を外に連れ出したいと思い
病院にお伺いをたてたところ、
外出届けに記入して提出すれば可能かも・・という曖昧な返事でした。
要するに面倒なのでしょうね。

三歩進んで二歩下がり、よかったり悪かったりしながら、絶対良くなってると信じてます。

◇ももさん
ほんとに、いつもとちょっと違った感じだったんです。首がしっかりしてたというか・・・

◇tomoko
いろいろタイヘンですね。
でも、安全性を第一に考えているのかもしれません。
ま、悪く言えば、「ことなかれ主義」なのかも、ですけど。
妻のいる病院は、かなり大らかな感じです。

こんにちは。
きっと奥様にも伝わっていると思います。
よかったですね。

生前の奥様 綺麗な方ですね!!

ありがとうございます。
でも、まだ生きてます。
触ると温かいです。
それなりに反応もあります。