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ラッキーパパ

Author:ラッキーパパ
向日葵のように明るかった妻が突然倒れました。5人の子どもたち(T:18、Y:16、K:13、ラッキー:犬1…全員♂・年齢は当時 2016年より猫1が参加)と共になんとか生きています。詳しくは「はじめに」で。

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家族の支え 【2010-02-18(木) 22:27】
妻が倒れてから35日、意識不明になって34日目。
今日は、珍しく昼のうちに病院に行きました。

朝方まで降っていた雪もやみ、ポカポカと暖かくとっても良い天気。
こんな日は、いつもラッキーを連れて一緒に近所を散歩したのに。

明るい空の下、それでも妻はあいかわらずスヤスヤと眠り続ける。
目の前にいるのに、手を伸ばせば暖かな肌にさわれるのに、きっと言葉も届いているのに、どうしても、そこにはいないと感じてしまう。
毎日こうして会っているのに、もうずいぶん会っていないような気がしてしかたがない。

結婚して20年。朝も昼も夜も、ほとんどいつも一緒だった。
こんなに離れて暮らしたのは、初めてのこと。

ペアのコーヒーカップや、キレイにたたんだバスタオルや、出窓に並んだ鉢植や、買い置きしてあった調味料や、化粧品や、歯ブラシや・・・家の中のいろいろなものが妻につながっていて、ふとしたキッカケでそこから想い出の数々が流れ込んでくる。
それは、ほんの1ヵ月ちょっと前のことなのに、もうすっかり手が届かない懐かしい色になっていて、私の胸を息苦しくさせる。

冷凍庫に残っていた妻の手作りのハンバーグ。
昨夜、母はそれを普通に焼いて、子どもたちはそれを普通に食べていたけれど、私は、これが最後の手作り料理になったらどうしようという思いが込み上げて、なかなか飲み込むことができなかった。

きっと帰ってくる。
そう信じているし、子どもたちにもそう言い聞かせている。
それでも、どうしてもマイナスの思いが出てきてしまう。

どうも今日は、少し気持ちが哀しさや寂しさのほうに傾いている。
病院で、同室の患者さんの「ここから出して。家に帰りたい」と訴える声を聞いたからかもしれない。
目覚めたとき、妻が感じるであろう、苦しみや絶望や屈辱を、どうしてもどうしても想像してしまう。
妻の耳元で、「早く帰ろう。ここは私たちのウチじゃないよ。早くウチに帰って、また普通に暮らそう」――同じことを何度も何度も語りかけた。

「こんなにも人を愛せるなんて」――いつも妻はそう言っていた。
その気持ちは、私にもよく分かった。なぜなら、私も同じだったから。
今はより一層それを強く感じている。
その妻への愛が、強さや希望よりも、なぜか今日は寂しさや哀しさにつながってしまう。

ああ、妻と子どもたちを守り、支える私が、こんな状態ではいけない。しっかりしないと。
昨日は泣いていた3男も、なんとか元気を取り戻し、今日も普通に学校に行った。

2男は、兄弟のなかでは一番優しい性格だから、寂しがる弟のために、受験の最終段階に入った兄のために、そして父のために、いつもどおりマイペースを装っている。
「母さんとはココロがつながっているから、だいじょうぶ」と言って笑った。

長男は、とにかく現実をポジティブに受け止めようと、ひたすら明るく、希望を振りまいている。
自分自身は受験で追い込まれているはずなのに・・・。

臨時に家事を手伝ってくれている母は、何があっても、たんたんと家事をこなしてくれる。もっともっと深い谷、険しい山を越えてきた人だ。

ラッキーは、どんなに私の不安な気持ちを吹きかけても、大好きなオヤツをもらったり、散歩に連れ出すと、コンマ0秒で、はしゃぎ出してくれる。

みんなほんとうにありがとう。
ケータイの待ちうけ画面を、妻の写真に替えたら少し元気になった。
妻が帰ってきたら、またラッキーの写真に戻そうと思う。

庭に積もった雪は、もうすっかりとけました。
春はもうすぐですね。

夫婦の時間/想い出 | 【2010-02-18(木) 22:27】 | Comments:(9)
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コメント
奥様の笑顔が心の中では、感じられるようですが 話す、表情が見られないのは 寂しい気持ちが抑えられない日はあると思います。大好きなお母様なので息子さんたちも同じですよね。奥様も はやく意思が伝えたいとと夢のなかで思っておられるとおもいます。

それから、わたしからひとつ気になることをお伝えしたいのですが、奥さまが長い間同じ体勢で寝ておられると思いますが、たまにベッドと接地している背中や腕、脚腰の下に手を入れて撫でてあげてください。
きっと、病院の指導で床ずれ予防の体位変換はされておられると思いますが ずっとベッド上で動かず寝ていると背中や腰がベッドに張り付いたように苦痛になります。撫でてあげることで、きっとすごく楽になります。差し出がましいことを言いますが、楽になる、解放される感覚もきっと伝わると思います。
2010-02-18 木 23:14:14 | URL | ことのママ #- [ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010-02-19 金 00:26:12 | | # [ 編集]
> 奥さまが長い間同じ体勢で寝ておられると思いますが、たまにベッドと
> 接地している背中や腕、脚腰の下に手を入れて撫でてあげてください。

アドバイス、ありがとうございます。
手や足のほうはさすったり、関節を動かしたりはしていましたが、背中はあまり意識していませんでした。
ぜひやってみます。
2010-02-19 金 00:32:52 | URL | junflower #- [ 編集]
> また管理者のみの表示でごめんなさい。

とっても希望的な体験談、ありがとうございます。
気持ちが明るくなりました。
2010-02-19 金 00:37:30 | URL | junflower #- [ 編集]
長男さんの明るい顔が思い浮かんできます。

春はもうすぐそこに!
(^^)v
2010-02-19 金 01:40:31 | URL | さな爺 #xRJCGGbg [ 編集]
毎日読ませて頂いています。
奥様、お子様への深い愛情が文章からにじみ出てくるようです。

子供さんがいらっしゃると難しいかもしれませんが、悲しければ思い切り叫んで、泣いた方がスッキリするかもしれません。

先が見えない毎日、とても気晴らしできる状況ではないでしょうが、苦しみをはき出す場も必要だと思います。
私はよくボロボロ泣きながら歌を歌ってました。(恥ずかしいなぁ)

家族が長期入院していると、知らず知らずのうちに体の奥深く、疲れがたまっていきます。
どうぞご自愛下さい。
2010-02-19 金 03:02:07 | URL | mikomona #- [ 編集]
> 私はよくボロボロ泣きながら歌を歌ってました。(恥ずかしいなぁ)

ブログでは、とっても強そうに見えたので、すごいなあと思ってました。
私は、イヌを相手に悲しみを打ち明けています。

>
> 家族が長期入院していると、知らず知らずのうちに体の奥深く、疲れがたまっていきます。
> どうぞご自愛下さい。

ありがとうございます。
2010-02-19 金 10:41:06 | URL | junflower #- [ 編集]
向日葵さん、奥様がここにいるにもかかわらず、
ここにいないかのような感覚に迫られるのは
つらくさびしいことですね。
たしかにここに静かに眠っていらっしゃるのですから、
つながっている証しを求めたくなるのは自然な感情だと思います。

向日葵さんが綴られている言葉と文章からは、
奥様との暮らしの出来事のひとつひとつが純化され、
結晶となってキラキラ輝いてゆくという時間を
奥様が向日葵さんとお子さんたちに
プレゼントしておられるようにも感じます。

暖かな日差しから春の気配を感じますが、
寒さからの解放はもうすぐですね。

2010-02-19 金 13:54:46 | URL | もっちゃん #OQjkDd3E [ 編集]
> 結晶となってキラキラ輝いてゆくという時間を
> 奥様が向日葵さんとお子さんたちに
> プレゼントしておられるようにも感じます。

おっしゃるとおり、過去の一つ一つの思い出が、ものすごく大切なものになりました。
過去の事実は全く変わっていないのに、その価値が急に高くなった感じです。
2010-02-19 金 17:51:24 | URL | junflower #- [ 編集]
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