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ラッキーパパ

Author:ラッキーパパ
向日葵のように明るかった妻が突然倒れました。5人の子どもたち(T:18、Y:16、K:13、ラッキー:犬1…全員♂・年齢は当時 2016年より猫1が参加)と共になんとか生きています。詳しくは「はじめに」で。

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気長に待ちます 【2010-02-20(土) 22:38】
妻が倒れてから37日、意識不明になって36日目。

今日は新潟から妻の実家の両親と弟夫婦が来てくれた。
言葉に反応してかどうかは分からないけれど、少し体を反らしたり、首を動かしたりしてくれたので、手術直後に見たときよりは、ずっと良くなっているという印象をもっていただけたと思う。

こんな状態ではあっても、やっぱり会えばみんな笑顔になれる。
みんな私と妻の結婚によって親戚になった人たち。
私たち夫婦は、それぞれ相手の親のことが大好きで、ずっと実の親と変わりなく慕ってきた。
今日も、畑で採れた白菜や、ヒジキを使った郷土料理や、お菓子などをどっさり頂いた。

義父母は、私の母に「ほんとに申し訳ありません」と、しきりに謝っていた。
自分の娘が倒れたせいで、私の母が迷惑していると思っているようす。
「もう私の妻になって20年ですよ」と笑ってごまかしたけれど、何歳になっても娘は娘なんだなあと、しみじみと感動してしまった。

夕方、私一人で病院に行くと、妻は眼を閉じて寝ている感じだった。
ここ2、3日は、あまり眼を開かなくなって、私は少し寂しい思いをしていた。
それで、結婚前のデートのことや、一緒に生活を始めた頃のこと、3日間もかかった長男の出産のときのことなど、あれこれ思い出話をしていたら、また目がうっすらと開き始めて、口も動き出した。

「いろいろ部屋の整理をしているとき、つい昔の写真に見入ってしまったんだけど、どの一年、どの一月をとっても、私たちはなんて幸せだったんだろうって感じたよ。子どもたちが『父さんと母さんは、すごく幸せだったと思う』と言ってたけど、ほんとにそうだよね。あなたは、何が一番楽しかった? 私はねえ…」

――なんて、楽しくて、懐かしくて、いつまでたっても話が尽きそうにない。
何か言葉が返ってきたわけではないし、表情が変化したわけでもないけれど、ふしぎと会話をしているように感じた。
何年も何年も語り合ってきたときと同じような懐かしさがあった。きっと通じている。
こんどまた個室にして、泊り込みで話してみようかと思った。

一度目が開きながらも、なかなか意識が戻らないことに、少し焦りや不安のようなものが出てきていたけれど、今日はなんだか吹っ切れた気がする。

とにかく、信じて、ゆっくり構えて、気長に待とう――そう思えました。
それが3ヵ月でも、1年でも、10年でも、とにかく待っている間は希望があるんだし。

夫婦の時間/想い出 | 【2010-02-20(土) 22:38】 | Comments:(4)
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コメント
向日葵さん、「待つ」ことは万葉集の時代から、
日本人に課せられた愛のカタチであるようですね。

「ありつつも 君をば待たむ うらなびく わが黒髪に 霜のをくまでに」

磐姫皇后(いわのひめのおおきさき)

生きてありつつも、あなたを待っているわ。
うち靡くわたしの黒髪に白髪の霜が降りるまで

という愛の歌に、向日葵さんご夫妻の永遠の愛をみます。

万葉集の専門家である中西進先生は、
「日本人の愛は待つことにある・・・
それは仕方なく待つのではなく、
自分の愛を確実にするために待つのである」と
語っておられます。

向日葵さんご夫妻とお子さんたちの愛のカタチが
つらくかなしい状況でありながらも
お互いに「待つ」という心情世界で
より深い愛情を心に刻んでおられるのではないかと拝察いたします。




2010-02-20 土 23:52:20 | URL | もっちゃん #OQjkDd3E [ 編集]
> 向日葵さん、「待つ」ことは万葉集の時代から、
> 日本人に課せられた愛のカタチであるようですね。

追いかける、探し出す、というより、じっと待つ、忍ぶ、というのが日本人の感性なのかもしれないですね。

「運命に身を委ねる」という生き方よりも「運命を切り開く」というほうが、かっこいいような気もするけれど、どっちなんでしょうね。やっぱりケースバイケースですね。

いまはほぼ病院任せの状態だけど、もうしばらくすると、転院先を探したり、リハビリなど、より主体的に関わって、妻と私たちの運命を主体的に選び、切り開いていくということになるんだと思います。

>
> 「ありつつも 君をば待たむ うらなびく わが黒髪に 霜のをくまでに」

素敵な歌、ありがとうございます。
人を慕う気持ちは、昔も今も変わらないですね。
2010-02-21 日 09:56:23 | URL | junflower #- [ 編集]
素敵なお子さん沢山いますねo(^-^)o
特に長男さんが凄いプラス思考で私は感動しちゃいました(TωT)ウルル
そうゆう考え方で家族で力を合わせたらお母さんきっと頑張らなくちゃ!って目覚めると思います

母親が子供を想う気持ちは深いですからきっとお子さん達と向日葵さんの愛が伝わるって信じています
私の父は脳出血でしたが、やはり初期段階の覚醒は必要です音楽をかけたり話しかけるのは効果的ですね
あとは手や足を頻繁にマッサージや指圧しながら語りかけるとより効果的ですよo(^-^)o
指圧もつぼがあるのでなるべく毎日頻繁にお子さん達とお母さんの体に刺激すると良いかもですよ
U.S.AではICUからベット上で意識がなくてもリハビリ開始しています
私も父の意識がないときICUから家族で交代しながらリハビリしていました
やはり助かった方によると意識がないときに本人は話しが聞こえていたって何人も知っていますから旦那様やお子さんの声ちゃんと聞いていますよ

これからの希望を持って是非家族で協力して頑張って下さい!今日一日が大切です!o(^-^)o

コメント失礼いたしましたm(._.)m


2010-02-23 火 12:46:13 | URL | ポリン123 #- [ 編集]
> 素敵なお子さん沢山いますねo(^-^)o
> 特に長男さんが凄いプラス思考で私は感動しちゃいました(TωT)ウルル

そういうところは、ぜんぶ母親の影響です。

> 私の父は脳出血でしたが、やはり初期段階の覚醒は必要です
> 音楽をかけたり話しかけるのは効果的ですね

時間のある限り、はなしかけています。
ただ、どうしても周りに気を使ってしまいますね。

> U.S.AではICUからベット上で意識がなくてもリハビリ開始しています

そのあたり、日本も考えてほしいですね。
とにかく「死なせないこと」「ミスをしないこと」に注意するあまり、よりプラス方向での医療が弱いような気がしています。

> 助かった方によると意識がないときに本人は話しが聞こえていたって
> 何人も知っていますから旦那様やお子さんの声ちゃんと聞いていますよ

そう信じてます。
ちょっとした動きでも、きっと反応しているんだと思いたいですね。
2010-02-23 火 17:34:04 | URL | junflower #- [ 編集]
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