プロフィール

ラッキーパパ

Author:ラッキーパパ
向日葵のように明るかった妻が突然倒れました。5人の子どもたち(T:18、Y:16、K:13、ラッキー:犬1…全員♂・年齢は当時 2016年より猫1が参加)と共になんとか生きています。詳しくは「はじめに」で。

記事テーマ
1ヵ月丸ごと表示(古い順)
メールお待ちしてます

名前:
メール:
件名:
本文:

気管切開の日 【2010-03-11(木) 22:50】
今日は気管切開手術の日。

手術の直前、手術室に向かう途中の廊下で、同意書にサインをして、立ち会った。
同意書には事前にサインをしていたけれど、直前にもこうしてサインをする決まりらしい。

あの生死をかけた緊急手術の時と同じ手術室。
あの時と同じ待合室で40分ほど待った。
今回は、長男が一緒に付き添ってくれた。2日後には後期試験を控えているというのに。
一応、参考書を持ってきてはいたけれど、ほとんど父子の会話で時間を費やしてしまった。

簡単な手術だという説明は受けてはいたけれど、喉を切るということをイメージすると、なんともいたたまれず、こちらのほうが苦しくなってしまう。
それでも、手術後の妻のようすをみると、口から入っていた管が取れてスッキリした感じ。本人もラクそうに見えた。

主治医の話では、脳の腫れはほとんど引いているので、あとは意識の回復を待つだけということ。
今の病院ではとくに医学的にすることはもうないので、語りかけたり、体をさすったり、たくさん刺激を与えてくださいと言われた。
看護師長さんに、アロマテラピーや音楽療法のことなどを話してみると、できることは何でもやってみてくださいと言ってくれた。

聞き方によっては、医師がさじを投げたとも取れるけれど、家族の関わり方次第で回復は可能というようにも取れる。

とにかく時間の許す限り、傍にいてあげたい。

母親がこんな状態だというのに、夕食時には部活の話や、誰が一番運度神経がいいかというような話で盛り上がった。
食後も、いろんな思い出話に花が咲く。

この3人兄弟を小さい頃から知っているTさん夫妻は、「いまどき絶滅種のようなフシギな子どもたち」と言っていたけれど、最近、私もそんな気がしてきた。

(二男については、はじめからそう思ってたけれど・・・)

安定期/リハビリ | 【2010-03-11(木) 22:50】 | Comments:(5)
闘病ブログ村ランキング  人気ブログ・ランキング

コメント

奥様、呼吸がラクになってよかったですね。「パパ、ありがとう」
と、声にならない声でおっしゃっているに違いありません。
口からでなく喉からチューブで呼吸というのは、健常者の目線で
見ると苦しそうですが、今の奥様にとっては絶対にラクなはず。
転院のことなども色々検討しなければいけないので大変でしょう
けれど、ご長男の試験が終わったら、一度、ご家族全員で奥様の
ベッドを囲んで、家族団らんの懐かしい空気を味わわせてあげて
ください。
私が病院で手術をして苦しかったとき、いちばん欲しかったのは
いつもどおりの家族の空気でした。もちろん苦しむ私の姿を見た
家族は、いつもどおりになんてしていられる心境ではなく、ただ
ベッドの横でオロオロと心配そうな顔をしていたのです。顔まで
見えなかったけれど、空気でわかりました。苦痛に喘ぎながらも、
私は「いつものようにつまらない冗談を言って笑う声を聞かせて
ほしい」「そんな悲しそうな顔をさせてしまってゴメンね…」と、
心の中で叫び続けていました。
最愛のご家族がすぐ横で、いつものように楽しそうな会話に花を
咲かせている空気は、きっと奥様の心を癒してくれるのではない
でしょうか。絶滅種の3兄弟にはその空気が作れると思います。
2010-03-12 金 00:15:35 | URL | 晴 #ncVW9ZjY [ 編集]
太い管を外されてスムーズに酸素がたくさん脳へ流れ込むようになったのですね。
新たな処置により奥様にも新たな良い刺激が加わったかもしれません。

脳の腫れも無く医学的には奥様の回復に対し(準備は整った)と言う事です。
あとはご本人の自然治癒力に委ねられたという事で、
けしてさじを投げたなんて事では有りません。
骨折した患者さんに医師が適切な処置をした後は、
患者さんの骨が自然に結合するのを待つのと同じ。

あとは向日葵さんがいつも奥様にしてあげてらっしゃる事がきっと功を奏するのだと思います。


2010-03-12 金 10:16:21 | URL | And You And I #- [ 編集]

これから長い旅になると思いますが母に付き添ったことで思い付いた
事を書き綴ってみます。

胃からの逆流による肺炎と関節の拘縮にはくれぐれもご注意下さい。
病院側も十分に対応してくれるとは思いますが肺炎を繰り返しますと
体力も落ちますし安静期間中に関節が拘縮してしまい意識が戻っても
寝たきりの体なんて悲しいです。(背骨を固めてしまいますと自走式の
車椅子に乗り難くなりますし足首を固めると将来歩行不可になります)

目の前の状態が全く認知できない状態でも僅かな記憶や脳の損傷
部位による痛みはあると思います。脳は活動していますので何だかの
刺激があれば反射で様々な反応をします。(時には声も出します)

やがて、脳が覚醒する時がきますが、そのサインはあります。
車椅子で移動中に突然に何かに捕まろうとして転倒したり、
立ち上がろうとして頭から倒れこむように転倒したり、車椅子に座った状態で
テーブル上の物を握りテーブルに殴りつけるなど。
どれもが危険認知が無く非合理的で本人にとっては無意識に近く危険です。
(これは実際に病院で理学療法士の方に注意された事です)
顔にも表情が出ますが面白くも無いのに笑ったり悲しくも無いのに泣いたり・・・
家族は色々考え「家族が支えてくれるから安心して笑った」とか「家族に
迷惑を掛けたことで泣いている」とか勝手に理由付けしますが、
当の本人にはそれだけの事を考える余裕はなく”医学的に見ると”まだまだ
十分に回復したとは言えないようです。

ただ、このぐらいの覚醒をしたとしましてもそのままで止まったり、もしくは
全く無意識の状態に戻ってしまう方も多いです。完全に覚醒させるためには
それ以上の刺激が必要かと思われます。覚醒すれば”スイッチが入った”
ようにバラバラになった記憶が時間を掛けパズルのように組み合わさって
いきます。(過去の記憶ほどより鮮明です)
息子さんを自分の兄弟姉妹の名前で呼んだり今の住所を実家の住所で
言ったりするでしょう。(記憶障害)

最後に、刺激ですが私がネットで調べた事や患者同士の交流、リハビリ
担当者から聞いたアドバイスなので参考になれば幸いです。

私の母ぐらいの重度ですと音楽・マッサージでは全く効果がありませんでした。
ある程度、重度になると「痛み・ストレス」を長時間脳へ刺激し続けないと効果がないと判りました。

・普段から、寝てるより座位、より足腰にストレスが掛かる姿勢を日中執らせる
・目に強烈な太陽光などを当て活動が弱っている脳を刺激する
・音楽も出来るだけ大音量でヘッドフォンで聞かせる(話しかけるときも大声で)
・手足の指先を強い力で揉む
・必要なら家族ですので(息子さんが)叩くのも可(大きな声で呼びかけながら)

リハビリ病院で他の患者の家族の方に「脳卒中で助かったなら遠慮せず
どんどん無理させないと駄目だよ」と言われました。(再発しない程度ですが)
その方は旦那さんがパーキンソン病で入院されている方の奥様で担当医から
「日中は車椅子に乗せて足を蹴っ飛ばしてでも寝させないで下さい」と言われてたらしいです(笑)

今後も楽しみにしてブログを拝見させて頂きます。頑張って下さいね!!
2010-03-12 金 18:07:25 | URL | けい #50jynCW6 [ 編集]
はじめまして。
ブログを拝見して奥様のご回復を陰ながら祈っている一人です。
同じ病名がついても、患者さんによって現れる症状や回復のプロセスもずいぶん違うんだなと感じます。
また、ご家族や周囲の方たちによって支え方や掲げる目の前の目標も様々なんだなということも。
それで当然だし、そうあるべきですよね。病院や医療従事者、症例をたくさん見ている方たちの目線や発言は説得力があるしリアルです。
けど、ともすれば無意識下に十把一絡げにしてしまう冷酷さも感じずにはおれません。
どうか、ご主人らしい目線で奥様の現状を見詰め、ご家族らしいやり方で奥様に接して差し上げてください。
陰ながら、いつもいつも応援させてもらいますね。
2010-03-12 金 18:58:42 | URL | ドラえもんのポケット #- [ 編集]
ドラえもんのポケット さん

私たちにとっては、かけがえのない家族でも、病院にとっては大勢の中の1人であり、私たちには大きな衝撃でも、病院では人が生まれ、死ぬことさえ日常ですからね。

でも、私にはたった1人のかけがえのない妻なので、ゼッタイに諦めません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
けい さん

いろいろアドバイスありがとうございました。
今日、さっそく足首を中心に、マッサージをしてきました。
今まで膝のほうを中心にやって、まだ柔らかいので安心していましたが、足首、少し硬くなりつつあった感じです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
And You And I さん

The Solid Time Of Change ですね!
Perpetual Change も好きです。
(分かる人にしか、分からないと思いますけど)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
晴 さん

いつも暖かいコメント、ありがとうございます。
患者の側からの視点、とても参考になります。
妻は、とにかく家族といるのが好きな人だったので、早く自宅に連れて帰りたい思いでいっぱいです。
2010-03-13 土 01:11:55 | URL | junflower #- [ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

最近の記事+コメント
全ての記事(新しい順)
訪問者数(2010年1月~)
闘病ブログ村ランキング

人気ブログ・ランキング

順位が上がるとヤル気が出ます!
    
お気に入りリンク集
応援サイト
shirayukihimepj.png
RSSリンクの表示