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ラッキーパパ

Author:ラッキーパパ
向日葵のように明るかった妻が突然倒れました。5人の子どもたち(T:18、Y:16、K:13、ラッキー:犬1…全員♂・年齢は当時 2016年より猫1が参加)と共になんとか生きています。詳しくは「はじめに」で。

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病室で勉強をする3男  【2010-03-30(火) 23:58】
夜の病室。21時30分。

今夜は3男が病室で勉強すると言ってついて来た。

「母さん! 母さん! もうそろそろ起きて」

3男の呼びかけに、瞬きをする妻。

「母さん、パッチリ目を開いて、かわいいね」

「いくつになっても、かわいい女性だった。今もかわってないけど」

「年よりずっと若く見えたよね」

――もし意識があったら、きっと喜んでいるはず。

「キミが苦労や心配をかけ過ぎたから、母さん、こんなことになっちゃったのかなあ・・・」

「なんでオレ?」

「じゃ、だれ?」

「うーん、オレもだけど、みんなじゃない? 父さんもね」

「そっか、そうだね」

――もし意識があったら、妻はなんて言いたいんだろう・・・

「もしさ、倒れたのが父さんのほうだったら、どうだったかね?」

「考えたくないよ、そんなこと。母さんが倒れたことだって、ほんとは考えたくない」

――3男は今ベッドをはさんだ向こう側で、苦手な数学の勉強を始めた。

     *

どうもいつもと病室の雰囲気が違うと思ったら、入院初日からずっと置いてあった心拍数や血圧、脈波などを表示するモニターが撤去されている。
妻の体につながっていたケーブル類もなくなり、ずいぶんスッキリした感じだ。
このところずっと安定していたので、もう監視する必要がなくなったのだと思う。

ちょっと強めのマッサージをすると、手も足も、かなり活発に動くようになってきているし、手足の関節も、まだまだ柔らかく、固まっていない。
時折、なにかしゃべりたそうに口を動かす。
顔色も悪くない。
寝顔は、ほとんど元気な頃のままのように見える。

「このまま一緒にベッドで寝たりして」

「添い寝は無理だけど、一応泊まれるよ、個室だから」

「明日は朝から部活だから、母さん、起こしてくれるかなあ・・・」

子どもたち | 【2010-03-30(火) 23:58】 | Comments:(1)
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2010-03-31 水 01:09:20 | | # [ 編集]
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